日経平均を日曜日に買ったら月曜日に大暴落したでござるよの巻(副題:約定日を確認しよう)

(この記事は20240812に書きました)2024/8/2の金曜日に日経平均が先週に比べて-5.81%も下落してたので、マイナス5%ルール投資法を行う練習かと思いまして日経平均に連動する投資信託を買ってみました。NISAの成長投資枠で10万円ほど。日曜日(2024/8/4)の午後のことです。そしたら、翌日の月曜日(2024/8/5)にニュース眺めてきたら、日経平均大暴落みたいなニュースが流れてきまして…。

日経平均株価4451円安 下げ幅ブラックマンデー超え最大https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0556M0V00C24A8000000/

ファッ?

みたいな声がリアルで口から出てきました。これ私の初めてのスポット購入だったんですね。初めてのスポット購入なのにこんなことになるなんて。こんなことになるとは。

Before(金曜日の株価。投資の注文を出した日は日曜日。3万6000円とかそのくらい)

After(月曜日。3万1000円とか。。。)

月曜日(さらに-12.4%ダウン)/画像はTradingViewさんのご提供です

ファーッ!! 下がりすぎだろ日本経済どうなってんの?

とまあ、月曜日の私の頭の中はぐるぐる渦が回っていました。「あぁ〜日曜日に買ったのに月曜日にさらに暴落しちゃって損こいた〜」とか、「10万円なんて大金をほいほい投入するんじゃなかった〜」とか、「お値段が乱高下するときに買うもんじゃないな〜」とか、色々と後悔が頭の中で渦巻いていたのです。落ちたナイフを拾いにいくんじゃあない。ネットの投資に詳しい人が言ってたことは本当だったんだ、とかです。後悔先に立たず。

でも、私は結果的には大損こいてたわけではなかったのです。投資の世界には「約定日」という概念があり、そのタイミングで購入した商品の値段と数が決まるようなのです。楽天証券さんの以下のページで説明されています。

基準価額が決定するタイミングは?(楽天証券)

日曜日に買った場合、日曜日は証券取引がお休みなので約定日にはならず、翌日の月曜日に買った金融商品のお値段と数が決まるというわけです(海外の金融商品の場合は火曜日になります)。なので、私が月曜日の朝から損した〜ってぐるぐるしてた時にはまだ私が買った金融商品の数と値段は定まっておらず、月曜日の取引後の20時ごろに決定したようなのです。

結果的には、約定日となった20240805が日経平均の底で、その後は値段を戻した(35000円)ので、私は含み益が出て大勝利なのですが、正直、ビギナーズラックで運がよかっただけのように思います。約定日とか大事なことを確認もせずにお金を出しちゃうのもどうかな?と思いました。あと、短期投資ってこんな根拠あやふやな状態で意思決定しないといけないの? やはり長期の積み立て投資が一番だな、などと思いました。

今回の教訓

私は今回の暴落時のスポット購入の経験を得て、「金融商品を買うときは約定日を確認する」、「練習でスポット購入する場合は1000~10000円ぐらいで買う」と心に誓ったのです。投資経験としてはよかったのかな、と思います。そう、マイナス5%ルール投資法とは、「落ちていくナイフを拾いにいく」ことには違いないのです。乱高下する時に買う場合は覚悟が必要みたいです。マイナス5%ルール投資法に必要な心意気は、サムライのそれと同じなのかもしれません。


運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり、

何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし。

死なんと戦えば生き、

生きんと戦えば必ず死するものなり。

運は一定にあらず、時の次第と思うは間違いなり。
武士なれば、わが進むべき道はこれほかなしと、

自らに運を定めるべし

上杉謙信

越後の龍、上杉謙信さんは言っています。運は天が決めるものだけど、準備や努力を怠らず、自分の道は自分で決すべきものであると。マイナス5%ルール投資の道もまたそのようなものなのかもしれませんね。

(20240812記す)

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